さよならをするときが




それが永遠のものであることなんてないでしょう。
形があったものは突然崩れてゆくことを知っていました。
初めは慣れなかった別れに対する戸惑いにも今ではもう平気です。
別れは終わりなのでしょう。
しかし、それは始まりのなかのひとつなのでしょう。

同じ場所で春を見ました。
同じ道を歩きながら蒸し暑い夏を感じました。
夏が終わりいつのまにか秋になっていました。
寒さの厳しくなった冬にも負けず目の前に続く道を歩き続けました。
スタートラインは同じでした。ゴールも同じでした。
この続きはそれぞれの物語に繋がるのでしょう。




今までの終わりでも


桜は咲いて散ります。散っては咲き、また春を告げます。
太陽はいつも空にあります。常に先を照らしてくれています。
風が冷たさを運んできます。向かい風は立ち向かうことの勇気を、追い風は後押しする優しさを持っています。
木はいつも変わらず立っていました。これからもそこに在りつづけるでしょう。
今が過ぎて未来が来ても強く強く。

けれども変わらないものはありません。
いつかは違うものとなっているかもしれません。
それでも変わらないものがあるのならばそのままの姿で守りたい。


今日、明日、一ヶ月、一年。
時はあっという間に経ち、四季は同じ事を繰り返します。
導かれては立ち止まり、また信じて進んでいきます。

続く未来に広がる世界、そんななかを進んでいくのです。
そして、何気ない季節の変わり目を目で追っていくのでしょう。
居る場所は違ってもいつも同じ空の下に居ます。
雨上がりの虹をそれぞれの場所で見ているかもしれないでしょう。

道はやがてわかれみちになりました。
一体その道は何処へ続くのでしょう。
時に言葉が声になってくれないときがあります。
伝えたくても伝えきれないことがあります。
ただ口に出せたのは「ありがとう」の感謝だけ。
言い飽きるくらい叫んで、振り千切れるくらい手を振るのです。




私はこの思い出を忘れない


さよならは言いません。また出会えることを信じているからです。
皆で過ごした日々は思い出へと変わっていくのでしょう。
桜が咲き、太陽が空から見つめ、風がはやしたて、木が踊るように。

いつかまた笑い合えますように。




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頼のサイトでキリ番踏んだので「泣ける話」をリクしたところ、
こんなにも素晴らしい小説を書いてくれました。
調子こいて絵を描いてしまったよ。本人イメージしたなんて死んでも言えない。←
これを読むと頼と過ごした日が甦ってきます。
些細なコトだった。だけど俺にとっては大きな思い出で。
ホント俺も頼には感謝です。頼と居ると楽しくて仕方がなかった。
こんな俺だけどこれからも構ってね!!